競泳の東京都選手権が8日に最終日を迎え、パンパシフィック選手権(8月9日開幕、東京)代表の金子雅紀(26=イトマン東進)が男子100メートル背泳ぎに55秒25で2位に入った。「優勝したかったけど、今できる力は出し切った」。

 16年リオデジャネイロオリンピック代表でもあるが、2月に左手首を骨折。4月にボルトを1本入れた。さらに5月下旬には昨年1月から悩まされていた不整脈の治療でカテーテル手術も受けた。練習が十分でなく優勝は逃したが「現状でよかった。自分の泳ぎとタイムを一致させていきたい」と口にした。