世界4位の大坂なおみ(21=日清食品)が、男女を通じてアジア初のシングルス世界1位に王手をかけた。同8位のカロリナ・プリスコバ(チェコ)に6-2、4-6、6-4で勝ち、日本男女を通じて全豪シングルス史上初の決勝に進出した。

この勝利で、28日発表予定の最新世界ランキングで2位以上が確定。男女を通じて、李梛(中国)と並ぶアジア最高位となった。決勝では、世界1位の座をかけ、同6位のペトラ・クビトバ(チェコ)と対戦する。



大 坂26-2
4-6
6-4
1Ka・プリスコバ


ポイントを奪いガッツポーズする大坂なおみ(AP)
ポイントを奪いガッツポーズする大坂なおみ(AP)

第3セット


   101112
大 坂       6
プリス         4

○はキープ、★はブレーク、Tはタイブレーク

▼第10ゲーム 大坂のサーブ 30-30から大坂が果敢にネット際に出てフォアハンドショットを決め、マッチポイントを奪う。最後はセンターへ強烈なサーブを放ち、プリスコバが一歩も動けず。大坂は笑顔で勝利を確信したが判定はアウト。すかさずチャレンジを要請した大坂は両手を合わせ祈るように判定を待つ。判定はインとなり飛び上がって喜んだ。大坂が日本女子全豪史上初のシングルス決勝進出を果たした


▼第9ゲーム プリスコバのサーブ 40-30から大坂のフォアハンドショットがサイドラインを割り、プリスコバがキープ


▼第8ゲーム 大坂のサーブ 40-15からジュースに持ち込まれる。2度目のジュースでプリスコバのショットがネットにかかり大坂がアドバンテージ。最後はプリスコバのショットがベースラインを割り、大坂がキープ


▼第7ゲーム プリスコバのサーブ プリスコバがキープ


▼第6ゲーム 大坂のサーブ 40-0からプリスコバのショットがベースラインを割り、大坂がラブゲームでキープ


▼第5ゲーム プリスコバのサーブ 40-0から大坂のリターンがネットにかかり、プリスコバがラブゲームでキープ


▼第4ゲーム 大坂のサーブ 40-15からワイドに強烈なサービスエースを決め、大坂がキープ


▼第3ゲーム プリスコバのサーブ 大坂が40-0とする。プリスコバのショットがベースラインを割り、大坂がラブゲームでブレークに成功。力強くガッツポーズ


▼第2ゲーム 大坂のサーブ 30-40から大坂の鋭いフォアハンドショットが決まりジュース。3度目のジュースで初めてアドバンテージを奪った大坂に対し、プリスコバのフォアハンドがネットにかかり大坂がキープ


▼第1ゲーム プリスコバのサーブ 40-30からサービスエースを決めキープ


第2セット


   101112
大 坂         4
プリス       6

○はキープ、★はブレーク、Tはタイブレーク

 

▼第10ゲーム 大坂のサーブ 大坂のフォアがアウトし0-15。プリスコバのリターンがネットインし0-30。大坂のフォアがアウトし、トリプルのブレークピンチ。大坂がラリーに競り負け、プリスコバがブレークして第2セットを奪い返す


▼第9ゲーム プリスコバのサーブ 大坂の連続ミスで30-0。大坂がバックのダウンザラインのウイナーで30-15。40本目のウイナー。プリスコバは13本。ダブルフォールトで30-30。大坂のリターンミスで40-30。大坂のバックがアウトし、プリスコバがキープ


▼第8ゲーム 大坂のサーブ 大坂がセンターへ9本目のエースで15-15。プリスコバがリターンエースを決め15-30。大坂がフォアのクロスを決め30-30。大坂がバックの逆クロスのウイナーで40-30と逆転。プリスコバがバックのダウンザラインのウイナーでジュース。2度目のジュースで長いラリーを制した大坂がキープ


▼第7ゲーム プリスコバのサーブ 30-0から大坂がバックのクロスのウイナーを決め30-15。プリスコバがワイドへ1本目のエースを決め40-15。大坂のバックのクロスがネットインし40-30。大坂のバックのリターンがアウトし、プリスコバがキープ


▼第6ゲーム 大坂のサーブ 大坂がセンターへの7本目のエースを決め15-0。大坂が甘いリターンをスイングボレーを決め30-0。30-15から大坂がバックのウイナーで40-15。ワイドへの8本目のエースを決め大坂がキープ


▼第5ゲーム プリスコバのサーブ 大坂がリターンエースを決め15-15。大坂がフォアのクロスのウイナーで15-30。30-30からボディーサーブを大坂が返せず40-30。大坂がフォアのウイナーでジュース。大坂のバックのダウンザラインがアウトし、プリスコバがキープ


▼第4ゲーム 大坂のサーブ 大坂がネットプレーを決めて15-0。大坂がバックのパッシングを決めて30-0。ファーストを決め40-0。プリスコバのフォアがアウトし、大坂がラブゲームでキープ


▼第3ゲーム プリスコバのサーブ 大坂がセカンドをたたくリターンエースで0-15。大坂のフォアのストレートがウイナーとなり0-30。大坂が幸運なネットインがバックのウイナーを決め、トリプルのブレークチャンス。30-40から長いラリーからの大坂のフォアがネットにかかりジュース。5ポイント連取でプリスコバが耐えてキープ


▼第2ゲーム 大坂のサーブ 大坂のフォアのダウンザラインがアウトし、15-30。大坂の狙いすましたフォアがネットにかかりダブルのブレークピンチ。大坂がワイドへのエースで30-40。大坂のバックのダウンザラインがアウトし、プリスコバがブレークバック


▼第1ゲーム プリスコバのサーブ 大坂がフォアの連続ウイナーを決め0-30。巻き返され30-30となるが、強烈なフォアのリターンを決めて30-40と大坂がブレークチャンス。プリスコバのバックがアウトし、大坂がブレーク


ショットを放つ大坂なおみ(ロイター)
ショットを放つ大坂なおみ(ロイター)

第1セット


   101112
大 坂       6
プリス           2

○はキープ、★はブレーク、Tはタイブレーク

 

▼第8ゲーム 大坂のサーブ 大坂がワイドへのエースで15-15。プリスコバのバックのリターンがアウトし30-15。30-30からセンターへ4本目のエースを決めセットポイント。再びセンターへ5本目のエースを決め、大坂がキープして第1セットを先取


▼第7ゲーム プリスコバのサーブ プリスコバがフォアの逆クロスのウイナーで30-15。ラリーからの大坂のフォアのストレートのウイナーで30-30。プリスコバのバックがネットにかかり、大坂にブレークチャンス。プリスコバがバックのダウンザラインのウイナーでジュース。大坂のバックのクロスがアウトし、プリスコバにアドバンテージも、大坂がリターンエースを決め再びジュース。大坂がラリーを制して再びブレークチャンス。プリスコバがダブルフォールトで、大坂がブレーク


▼第6ゲーム 大坂のサーブ 15-15から大坂がフォアのストレートのウイナーを決め30-15。続いてフォアのクロスのウイナーで40-15。ファーストをプリスコバが返せず、大坂がキープ


▼第5ゲーム プリスコバのサーブ 大坂のミスなどで40-0。ボディーサーブを大坂が返せず、プリスコバがキープ


▼第4ゲーム 大坂のサーブ 大坂がセンターへファーストを決め、甘いリターンをスイングボレーをたたきつけて15-0。30-15からセカンドをプリスコバがリターンミスし40-15。クロスのアングルショットをプリスコバが返せず、大坂がキープ


▼第3ゲーム プリスコバのサーブ 大坂がセカンドをたたく強烈なフォアのリターンを決め15-30。プリスコバがダブルフォールトで大坂にダブルのブレークチャンス。30-40から大坂のバックのリターンがアウトしジュース。大坂がバックのダウンザラインを決め3度目のブレークチャンス。再びバックのダウンザラインのウイナーで大坂がブレーク


▼第2ゲーム 大坂のサーブ ダブルフォールトなど大坂のミスが続き0-30。大坂がバックのクロスのウイナーで15-30。プリスコバのバックがアウトし30-30。大坂がセンターへエースを決め40-30。長いラリーから大坂のフォアがアウトしジュース。2度目のジュースを制し、大坂が劣勢をはね返してキープ


▼第1ゲーム プリスコバのサーブ 試合は酷暑対策規則が適応され、屋根を閉じたインドアで行われる。コイントスに勝ったプリスコバがサーブを選択。プリスコバはこの日も左ヒザ付近にテーピング。


大坂がフォアーのクロスのウイナーを2本決めて30-30。プリスコバがダブルフォールトで大坂にブレークチャンスも、ファーストを決められジュース。長いラリーを制し、プリスコバがブレークピンチをしのいでキープ


バックハンドでリターンする大坂なおみ(ロイター)
バックハンドでリターンする大坂なおみ(ロイター)