競泳女子の大橋悠依(24=イトマン東進)が20日、都内で行われたミズノ社の新商品発表会見に出席した。大橋は「オリンピックでのメダル獲得を目指して、この水着と一緒に頑張りたい」と話した。

新水着は東レと共同開発した特製生地を採用。撥水性に優れており、水中での重量が従来より約20パーセント軽くなった。また女性用モデルの腹部には、体幹をサポートするためのデザインが新たに施された。これによって、疲労が蓄積するレース後半でも水中での姿勢が崩れづらいようにする効果があるという。大橋は「下から支えられ、すごく体が浮く感じがする。青のカラーもいい色で、デザインもいい」と感想を口にした。

会見には男子の渡辺一平(トヨタ自動車)も出席。「今年抜かれた(200メートル平泳ぎの)世界記録を更新して、金メダルを取りたい。水着の力も借り、その目標を達成したい」と述べた。