ラグビーのトップリーグが26日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて第7、8節の計16試合を開催延期すると発表したことを受けて、日本ラグビー協会の森重隆会長(68)がコメントを出した。

「平素より、日本ラグビーフットボール協会へのご支援、ご協力を賜り心より御礼申し上げます。本日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、政府より『多数の方が集まるような全国的なスポーツイベントについて』は『今後2週間に予定されているものについて、中止、延期または規模縮小等の対応をしていただくようお願いします』という方針が発表されました」

「それを受け、日本ラグビーフットボール協会ではジャパンラグビートップリーグ2020シーズンの第7節(2月29日、3月1日)、第8節(3月7日、8日)、計16試合について延期することを決定いたしました。既にチケットをご購入のお客様、試合を楽しみにしていらっしゃいました皆さまには心よりおわび申し上げます。皆さまには、新型コロナウイルスの感染拡大を防止する政府からの基本方針を勘案し、皆さまの安全を守るためにも決定したものであることをご理解頂ければ幸いです」

「当面は上記2節の延期ではありますが、以降の対応については、今後の日本国内での状況あるいは政府の方針等に応じ再度ご案内させていただきます。昨年のラグビーワールドカップ(W杯)2019日本大会以降、たくさんの皆さまにラグビーを応援していただいており、私ども日本ラグビーフットボール協会は、全ての皆さまとともに今後も発展、成長していきたいと考えております」

「今回のジャパンラグビートップリーグの延期は大変残念ではありますが、引き続き、日本ラグビー界へのご支援、応援をよろしくお願いいたします」