ラグビーの関西大学Aリーグ(1部)が全8大学そろって開幕する見通しであることが15日、分かった。

7日のリーグ委員会で10月10日開幕の日程案を固めたが、京産大は9月20日まで課外活動が認められておらず、リーグ序盤の棄権が懸念されていた。関係者によると部と大学の協議が前向きに進んでおり、活動再開が前倒しとなる見込みだ。

京産大は13日に新型コロナウイルスへの対応を更新。「大会参加に向けて早急に準備が必要な場合は、必要性と活動計画を審査のうえ、クラブとしての活動を認めます」とした。15年ワールドカップ(W杯)日本代表で今季就任した伊藤鐘史新監督(39)の下、現在はオンライントレーニングなどを行っている。

リーグ委員会は現時点で入れ替え戦も含め、従来通りの試合数消化を目指している。今月末に行われる関西協会の理事会で、日程などが正式に決まる予定だ。