ショートプログラム(SP)首位の坂本花織(20=シスメックス)がGPシリーズ初優勝を果たした。153・91点を記録し、合計229・51点。国際スケート連盟(ISU)非公認ながら、自己ベストの223・65点を大きく上回った。
演技後の主な一問一答は、以下の通り。
-演技を振り返って
坂本 普段の練習からノーミスが多くなってきたので、ジャッジさんの目線とかを見ることができなかったけれど、やるべきことをしっかりやれたので、そこは満足しています。
-緊張は
坂本 今回は珍しく試合だけすごく緊張したんですが、公式練習から試合までの時間が短かったのもあって、短いけれど、いい過ごし方ができたので、緊張もいいように捉えられました。
-ジャンプは
坂本 フリップが2本ともちょっと回りすぎてしまった。あとのコンビネーションが怖かったけれど、自分の中ではプラスを付けてもらえるようなジャンプを跳べたので、そこはすごく良かったです。
-ステップ、スピンは
坂本 点数を見ただけなので、取りこぼしは分からないですけれど「出せるもんは全部出せたかな」って思います。
-有観客試合だった
坂本 昨日はすごく拍手とか聞こえた。今日は何も考えずに最後までノーミスで滑りきることを考えていたので、曲しか聞こえていなかったけれど「お客さんの前で滑るのが、こんなにも楽しいもんなんだ」って感じました。「やっぱり無観客より、お客さんがいてくれた方が楽しいな」って思いました。