第16戦サヒールGP予選で、レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペンが0・056秒差の3位。11台が0・5秒、18台が1秒にひしめく大接戦の中で、アルファタウリ・ホンダの2台もQ3に進出し6位と9位につけた。

通常のバーレーン・インターナショナル・サーキットとは異なり、アウタートラックと呼ばれる短い外周コースを使う。バンピーで縁石が高いシケインがあり、激しい振動でマシンを壊すドライバーも散見された。

過去にはホンダもバンプからの入力がもとでパワーユニットを壊したこともあったが、現時点でトラブルは出ていないと田辺豊治テクニカルディレクターは語る。

「こういうバンプからの入力というのは基本的にベンチテストで表現できないところもあって難しいものですが、過去の実走経験も踏まえてハードウエア設計に反映させていますし、今のところ問題は出ていません」

フェルスタッペンは0・056秒の僅差に迫ったことに満足した様子を見せた。

「1回目のランで0・2秒遅れだったから、その時点で難しいと分かった。でもどんな時もその差をできるだけ縮めてやろうと全力を尽くすものだよ。その結果、最終的に0・1秒以内で終えることができたんだから悪くない結果だね。こういう(ストレート主体の)サーキットで3位になれるというのは僕らにとっては良い結果だ」

ただしQ2を予定通りのミディアムタイヤで通過できず、Q3に進むためにソフトタイヤを履いてタイムを出した。そのため決勝はメルセデスAMG勢とは違いソフトタイヤでスタートすることを強いられる。これがレース戦略にどう影響するかは未知数だ。

「明日は違うタイヤでスタートすることになるし、どんな展開になるか非常に楽しみだね。先週はもう少し違う戦略でもっとうまくやれたはずのレースだったけど、僕らはそこから学んで来ているし、先週も言った通り僕らには失うものは何もないから、明日はとにかくレースを楽しんだ方が良いだろうね。その上で自分たちがどこまでやれるかだね」

(米家峰起通信員)