19年バスケットボールW杯男子日本代表で主将を務めた篠山竜青(33=B1川崎ブレイブサンダース)が、女子代表で東京五輪銀メダルの立役者となった町田瑠唯から刺激を受けたことを明かした。10日に川崎市内で行われた会見で東京五輪について話題が及ぶと、「女子の戦いが印象に残った。町田選手を見て、バスケは身長ではないと改めて思った」とうなずいた。

プロ男子選手としては小柄な身長178センチの篠山。同じポイントガードのポジションで、小柄で巧みなパスやスピード感あふれるドリブルを繰り出した町田のプレーをたたえた。

町田がWリーグで所属する富士通は、篠山の所属先と同様に川崎市に本拠地を置いている。数年前には対談したこともあるそうで、「これを機に“町田フィーバー”に乗って行ければ」と笑顔で話した。

サッカー女子の「なでしこジャパン」が10年前にW杯で金メダルを獲得した際には、男子のカズ(三浦知良)から全員に差し入れが届いたという。同様の予定はあるかと問われた篠山は苦笑いを浮かべ、「1億円を稼いでいる(B1千葉の)富樫君がやるべきことだと思うので、彼に連絡してみます」。

東京五輪代表候補に残っていた篠山だが、本番直前に落選。悔しさを味わった。この夏の戦いでは仲間たちのプレーに送る立場だったが、23年パリ五輪へ向けて自らも再び日本代表のユニホームに袖を通す意欲は変わらない。東京五輪で快進撃を続けた女子や、男女3人制も含め、「バスケ一団となり、一緒になってやっていければ」と話した。

【奥岡幹浩】