19歳で世界4位のカルロス・アルカラス(スペイン)が、自身初の4大大会決勝進出で、史上最年少での世界1位に王手をかけた。同26位のフランシス・ティアフォー(24=米国)に6-7、6-3、6-1、6-7、6-3の5セットで勝ち、ノルウェー男子史上初の4大大会優勝に挑む同7位のカスパー・ルード(23)と決勝で対戦する。優勝した選手が4大大会初優勝、そして新世界王者となる。
ナダルに次ぐスペインの新星として期待されていたアルカラスが、無尽蔵のスタミナで、ついに決勝まで勝ち上がった。4回戦から3試合連続で5セット試合を勝ち上がり、「グランドスラムで優勝するためには、すべてを出し切らないとダメ」と、この日も4時間超えの接戦を制した。
19歳4カ月での大会決勝進出は、68年オープン化(プロ解禁)以来、90年に19歳1カ月で優勝したサンプラス(米国)に次ぐ若さだ。力強さに安定感を加えたストロークを軸に、守備力と大事なポイントでの攻撃力を兼ね備える。
優勝すれば、01年11月に世界1位となったヒューイット(オーストラリア)を抜いて、史上初めて10代での世界1位が誕生だ。「驚く道を歩んでいる。ベストを尽くすだけ」。決勝のルードとの対戦成績は2戦全勝。1セットも落としていない。
◆全米オープンテニスは、8月29日から9月12日まで、WOWOWで全日生放送。WOWOWオンデマンドでも全コートでライブ配信される。


