B1秋田ノーザンハピネッツがB3岩手ビッグブルズを83-69で下し、東北カップ3連覇(20年は新型コロナウイルスの影響で中止)に王手をかけた。この日日本人最多の12得点をマークした中山拓哉(28)を筆頭に、今季は日本人選手全員が残留。B2昇格を狙う岩手を相手に、昨季、クラブ初のチャンピオンシップ(CS)出場を果たした秋田が地力の違いを見せつけた。
後半からギアを上げた。前半を終えて39-37の接戦を受け、ケビン・ブラスウェル・ヘッドコーチ代行(43)は、ハーフタイムに「もっとルーズボールに力強くいかないといけない、自分たちのディフェンスをしっかり遂行しないといけない」と指示。前半は岩手にルーズボールのほとんどを取られて失点がかさんだが、切り替えた第3クオーター(Q)は岩手を14得点に抑える堅守を発揮。第4Qも23-18と上回り、食らいつく岩手を振り切った。
8月31日に新型コロナウイルスの陽性判定を受け、B2福島、B1富山とのプレシーズンゲームを欠場した中山は、この東北カップが今季初試合。16日に本拠地・CNAアリーナ☆あきたでつかんだ新チーム初勝利に続いて、大館でもブースターに初勝利を届けられたことに「まず試合に勝てたことがうれしいですし、ホッとしています」と胸をなで下ろした。決勝は今日19日、SR渋谷と対戦。中山は「変わらずブースターの方々は熱い応援をしてくれている。その熱さに負けないように僕たちも熱いバスケをやっていきたいです」と意気込んだ。東北カップを優勝で終え、ブースターとともに最高の形でB1開幕を迎える。【濱本神威】


