甲子園ボウル5連覇を狙う王者関学大(関西代表)が西南学院大(九州代表)を下し、甲子園への切符をつかみ取った。甲子園ボウル出場は7年連続56回目。関西リーグ7戦無敗の貫禄を見せつけ、大勝した。

第1クオーター(Q)5分4秒にRB池田唯人(3年=関西学院)がTD(タッチダウン)ランで先制。その後も、さらに3TDで前半を28-9で折り返すと、後半も勢いは衰えず、3TDを追加。大差で勝利した。

今季は守備の完成度が高い。11月27日の関西リーグ最終節では、宿敵立命館大のラン攻撃の総獲得ヤードを69ヤードに抑え、大村和輝監督(51)も「100点です」と評価していた。好調なディフェンス陣はこの日も奮闘し、セーフティーとパントリターンTDでの失点にとどめた。

決勝(甲子園ボウル)は18日、阪神甲子園球場で行われ、3年ぶりに決勝へ進む早稲田大(関東代表)と学生日本一をかけて争う。