24年パリオリンピック(五輪)のシングルス第4回選考会を兼ねた「全農CUP 平塚大会」が開幕し、選考レース5位の吉村真晴(29=TEAM MAHARU)が1-4で初戦敗退した。

Tリーグの琉球アスティーダでチームメートの浜田一輝(早稲田大)に敗れ「悔しい結果になってしまった」と肩を落とした。

序盤から要所で決めきれず、第1ゲーム(G)から3連続で奪われた。後がない状況から第4Gこそ制したものの、第5Gは8-11で落とした。

静かな声で「非常に大切な大会だったので、いいスタートを切りたかった」と悔やんだ。今月下旬には世界選手権(南アフリカ・ダーバン)で男子シングルスに出場予定。「そちらで自分の存在意義を示したり、パフォーマンスが良い方向に進んだりしていけば」と雪辱に燃えた。

吉村は今月1日に引退を発表した石川佳純(30)と混合ダブルスを組み、17年の世界選手権(ドイツ・デュッセルドルフ)で日本勢48年ぶりの金メダルを獲得。引退には「率直に寂しい気持ちがあります」と打ち明けた。

高校3年の頃に初めて石川とダブルスを組み、貴重な学びを得た。「世界で勝つために必要なものやトップアスリートとしての心構え、卓球に対する思いを多く学んで、今の自分がいると思っている」。

今年8月には、石川と同じ30歳を迎える。「寂しいですけど、僕自身はしっかりと頑張っていけたらと思います」と引き締めた。