バスケットボール男子Bリーグは11日の理事会で、練習生に関する規定を新設することなどを決めた。

リーグはこれまで、「練習生」の明確な定義づけルール化をしていなかった。今回の規定新設で、練習生への報酬を禁ずることなどを決めた。

また、チームスタッフとして登録した者はシーズン中に選手登録できないことも決定。ここ数年、1チーム3人までと定められた外国籍選手が離脱したさい、外国人スタッフが選手登録されるケースが複数あった。これらの例は、事実上4人目の外国籍選手にあたると一部で指摘されていた。

島田慎二チェアマンは「ベストな方法は難しい。ルールづくりの際には、いたちごっこのようなことも起こる。今回決めたのは、あくまでチームスタッフの登録切り替え制限」と説明。来季以降に外国人枠を4人に増やすことなども検討中という。

B1昇格の佐賀バルーナーズは先日、元NBA選手でBリーグでも活躍してきたジュシュ・ハレルソン(34)のサポートコーチ兼練習生としての加入を発表した。島田チェアマンはこの件について「認める」と明言。アシスタントコーチなどとは異なり、今回のケースはチームスタッフとして登録されない。そのため「(チームスタッフの)契約と登録は別物」とした。報酬が発生した場合も、練習生としてではなく指導サポートに関しての部分との見解も示した。

少なくとも現状においては、ルールの抜け道が存在するようにも見える。それでも島田チェアマンは佐賀の件を念頭に、「誤解なきよういえば、このルールが決まったので(抜け道を求めて)うまいことやろうとしていたよりは、もともとそういう話で進んでいた。やむを得ないこと」と擁護。「彼らをとがめる立場にない。ルール上できてしまうので」「佐賀がおかしなことをやっているわけではない。今のルールでは問題ない」と強調した。

練習生ルールやスタッフの登録切り替え制限に関しては昨年から議論を重ね、今年2月ごろには議論が深まっていたという。そうした中で規約化するまでに時間を要したことについて「我々にも一定の非がある」と口にした。