昨季全日本選手権21位の高木謠(15=東京女子学院)が、合計188・15点をマークして2位になった。

ジュニアGPシリーズ初参戦でつかんだメダル。想定以上の結果に「まだ実感がわかない」と照れ笑いを浮かべた。

15日のショートプログラム(SP)で自己ベスト(58・30点)を大きく上回る63・42点を記録し、2位。

フリーも大きなミスなく演じきり、またも自己最高の124・73点を記録。冒頭の3回転ルッツと3回転トーループのコンビネーションジャンプは二つ目で2回転になり「悔しい」とこぼしたが、その後も落ち着いて演技。「諦めずに頑張ろうと思ってやりました。自己ベストが出ると思ってなかったのでうれしい」と喜んだ。

高木は25日のジュニアGPシリーズ第1戦タイ大会にも出場し、合計113・31点の4位。2・38点差で表彰台を逃していたが、日本の舞台でリベンジを果たした。