名門復活を期す京大が無傷の4連勝を飾り、次戦は関学大との大一番に臨む。

龍谷大を寄せ付けなかった。3TDに2FG、失点0の完勝で10季ぶりの連勝を4に伸ばした。今春からヘッドコーチで復帰の藤田智氏は「もうちょっと点を取り切れたらよかったですけど。これからはそうたくさん、チャンスはもらえない。決めきることが大事」と先を見据えた。

いよいよ上位校との“三番勝負”が始まる。そのスタートが28日の関学大戦。藤田ヘッドは「こういう条件(無傷4連勝)で関学とできるのはなかなかない」と言い、「キーは泉だと思いますし、泉中心のチーム」とエースQBに期待と信頼を寄せる。

そのQB泉岳斗(4年=都立西)はQBキープからの1TDを含め、パスで194ヤード、ランで25ヤードと攻撃をけん引した。最終学年を迎え、主将も担う泉は「いろんなレシーバーを使えたし、試合を通して冷静にいけた」と振り返った。

京大は黄金期に「怪物」と称された東海辰弥氏ら名QBを輩出してきた。藤田ヘッドは泉の才能を歴代の先輩と比べても「タレントとしては並ぶレベル。持っているものは素晴らしい」と評価する。

泉を中心に王者・関学大を相手にあっと言わせられるか。泉は「トリックプレーとかは考えないが、試合の中で相手が感じたことのないような圧を与えたい。京大アメフトの100%を出し切る。向こうがビビるようなプレーを出したい」と意気込んだ。【実藤健一】