B2山形ワイヴァンズは、3日からホームに奈良を迎え撃つ。チームは現在4連敗中。一時はクラブ初の10連勝などで東地区3位まで上がったが、現在は4位。プレーオフ(PO)進出に向けて、これ以上の連敗は許されない。石川裕一ヘッドコーチ(HC=33)が期待を寄せるチーム1のスピードスターで、最年少PGの岡島和真(20)が意気込みを語った。
新たな歴史を刻んだ。チームは、昨年12月10日A千葉戦まで5連敗。石川HCはブースターの前で「年末までに勝率5割に戻します」と宣言。翌週の岩手戦からクラブ記録を塗り替える10連勝を達成し、有言実行を果たした。けがにより離脱していたルーズベルト・アダムス(29)が復帰し、苦手としていたリバウンドが改善。さらにチーム全体に「これ以上負けられない」という気持ちが浸透した。特に岡島は、昨季在籍していた東京ZでB3降格を経験。「2度も同じ思いはしたくない」という強い思いを抱えており、その気持ちがプレーに現れた。
岡島はプロ3年目。昨季までのキャリアハイは15得点だったが、今季は昨年10月21日神戸戦で20得点をマークし記録を更新すると、同11月12日A千葉戦で21得点、さらに1月6日アウェー静岡戦では、地元で23得点をマーク。年始で帰省していた友人らが応援に駆けつけ、キャリアハイ更新を祝福した。「昨季までは『短い時間で結果を出さなくてはいけない』という焦りから力を出せなかった。だが、今季は大事なポジションを与えてもらっていて、長い時間プレーしていることで自分自身を冷静に分析できている」と好調の要因を分析した。
最終的な目標はもちろんPO進出だ。シーズンも後半戦に突入。これ以上、連敗はできない。今日3日は節分。悪い流れを勝利で追い払い、福を呼び込む。【木村有優】
チームは4連敗中。石川HCは「まだまだ勝負どころでのミスやターンオーバー(シュート以外のミスで攻撃権が移ること)で良い流れを断ち切ることが多い」と課題を挙げた。さらに、昨年12月10日までの5連敗について「上位チーム(越谷、滋賀、A千葉)ということもあったが、こういうチームを相手にどう戦うのか、何が必要なのかをこの敗戦からしっかり学んだことが(その後の)10連勝につながった」と分析。「(4連敗の)課題を克服して自分たちのバスケをしていきたい」と語り、再び連勝街道を目指す。


