バスケットボールBリーグ3部(B3)の香川は2日、米プロNBAで6シーズンを戦い、来季から日本のBリーグでプレーすると表明していた、同県出身の渡辺雄太(29)に獲得オファーを出したと発表した。

クラブの社長とゼネラルマネジャー(GM)を兼ねる生岡直人氏が、香川・尽誠学園高を出た県の英雄を「宝」と表現し「異例ではございますが、香川ファイブアローズにとっても、香川県にとっても特別な出来事であるため公表させていただくことにいたしました」と公式サイトにメッセージを掲載した。

以下全文。

いつも香川ファイブアローズを応援していただき、誠にありがとうございます。

異例ではございますが、香川ファイブアローズにとっても、香川県にとっても特別な出来事であるため公表させていただくことにいたしました。

この度、香川ファイブアローズは渡邊雄太選手へ正式にオファーしたことを表明いたします。

次のクラブで引退までプレーしたいという渡邊雄太選手の思いを聞き、オファーに対して全く躊躇はありませんでした。

「B.革新」により2026-27シーズンから勝敗による昇降格がなくなり、クラブとしての事業性が問われる今だからこそ、香川県の宝である渡邊雄太選手と共に、香川県のプロスポーツ文化を創り上げる真っ向勝負をしたい。

渡邊雄太選手と共に、手厚く支えてくださるパートナーの皆さま、最高の熱量を持つブースターの皆さま、密に連携してくださる自治体の皆さまをはじめとする関わる全ての皆さまと手を取り合いながら、中四国最大規模の「あなぶきアリーナ香川」で最高のエンターテイメントを届け、香川県から日本、そして世界に、バスケの魅力を大きく発信するクラブをつくりたい。

そう切に願っております。

引き続き、クラブとして全力で交渉を進めてまいります。

株式会社ファイブアローズ

代表取締役社長・ゼネラルマネージャー

生岡 直人

(原文まま)