B1仙台89ERSがアルバルク東京に敗れ、Bリーグ発足以降の対戦成績は18連敗となった。終始、主導権を握られた第1戦と違い、第1クオーター(Q)は19-17とリード。だが第2Q以降、徐々に点差を離されての力負けだった。
第1戦でチーム日本人最多10得点と気を吐いた日大在学中の特別指定選手・新沼康生(21)は悔し涙を流した。「僕自身、昨日の試合を振り返って『戦える』と思った。やってくることが分かっている分、質の悪いミスは起きないと思った。4Q丸々任された中で、それでもミスをしてしまった」。先輩の分まで試合に出ることの責任感も相まって、悔しさが募った。
今季3度目の6連敗。勝利は遠いが、第1Qで見せた激しいディフェンス、戦う姿勢は「89ERSのバスケット」そのものだった。試合前にチームで「遂行力の前に、仙台89ERSの選手としてどういう風に臨むのか」を確認。落合ヘッドコーチは「今日は全然、ファイトの仕方が違った。こういう風に戦える選手を誇りに思う」と、チームの変化へ手応えを口にした。
日本代表のアジアカップ予選もあり、約3週間のバイウイーク(中断期間)を挟んで、3月1、2日のアウェー群馬戦に向かう。指揮官は「必ず89ERSが成長したという姿を。バイウイークでしっかりといい練習をして、証明していきたい」。勝利が遠のいている中でも“黄援”を続けてくれるブースターへ、「仙台89ERSのバスケット」を届けたい。【浜本神威】


