B1仙台89ERSが9日、仙台市内でティップオフミーティングを開催した。第一部には500人のブースターが集まり、新加入の外国人選手をのぞく選手たちと新しく就任したダン・タシュニー・ヘッドコーチ(HC=44)が紹介され、新ユニホームのお披露目やトークショーなども行われた。
初めてイベントに参加したタシュニーHCは、ブースターからの大きな声援に触れ「改めて素晴らしい街、素晴らしいチーム・組織、素晴らしいファンがいるということを感じることができました」と思いを新たにした。昨季は東地区最下位と低迷したクラブの立て直しを図る。「見ていて楽しいバスケットを目指したいという風に思いますが、やはりゲームの勝敗というところでは、規律に沿ったディフェンス、そこから派生する速いテンポのダンクを含めたアーリーオフェンスというものお見せしたい」と、10月に開幕するシーズンへ気を引き締めた。
今季のスローガンは昨季に続き「GRIND」に決定。泥臭く、粘り強くというクラブカルチャーの根本が込められた。現チーム最長7季目の在籍となるPG渡辺翔太(26)は「ダンHCは練習に対するエナジーが本当に素晴らしくて、経験も豊富なので一緒にやっていく中で成長できる。大きなシーズンになると思います」と力強く言った。熱い指揮官の下、“黄援”に応えていく。【高橋香奈】
■東北ゆかりの新戦力2人
東北にゆかりのある2選手が加わった。B2山形から加入のPG岡島和真(21)は、初のB1。「フィジカルの部分で一番違いを感じていますが、B1のレベルを学んでいけたらと思います」と日々進化を誓った。クラブ最年少で「経験が浅い自分にとって役に立てることはエナジーを出すこと。スピードを生かして、PGとして先頭に立っていきたい」と意気込んだ。
B1SR渋谷から加入したPG/SG船生誠也(31)は、福島県いわき市出身。「東北の未来を引っ張っていく子どもたちにもバスケットボールを通してたくさんのことを伝えていきたい」。6クラブを経験してきた11年目は「フレッシュな感覚でやれています。まずはプレーする背中で示していきたい。初めてイベントに参加して、いよいよという感じです」と気持ちを高ぶらせた。
▼PF井上宗一郎(26、越谷から移籍)
「(ブースターは)やっぱり熱いですね。大きく体制が変わる中でチャンピオンシップを目指すというところが大事なこと。目標は高いところにあるんですけど、プレシーズンの試合から1勝1勝を積み重ねていきたい」
▼SF杉浦佑成(30、横浜BCから移籍)
「仙台でプレーできることをうれしく思います」


