ラグビーのトップイーストリーグに所属し、リーグワンの新規参入申請を行っている「AZ-COM丸和MOMOTARO’S」(千葉・柏市)が大型補強に成功した。
9日、都内で記者会見。15年W杯イングランド大会、7人制で21年東京五輪(オリンピック)代表のFB藤田慶和(32)を筆頭に、日本代表キャップを持つプロップ東恩納寛太(32)、日本でもプレー経験のあるSOフレッチャー・スミス(30)などが新たに加入した。AZ-COM丸和ホールディングスの和佐見勝社長は「チーム作りは人。選手。ただラグビーをやるだけでなく、スポーツマンシップを身に付けて、いい試合に臨んでいただきたい」と呼びかけた。
監督兼GMはかつてNEC(現NECグリーンロケッツ東葛)や日野自動車(現日野レッドドルフィンズ)などを率いてきた細谷直氏が務め、選手兼コーチの15年W杯日本代表フッカー木津武士(37)らが在籍する。
今夏にリーグワン参入へ挑戦することを発表し、細谷監督兼GMは「想像以上の選手が『話を聞きたい』と言ってきてくれた」。昨季までの戦力に加え、新加入スミスの両足のキックで相手陣に進み、東恩納と五十嵐優(31)を中心としたスクラムで優位に立つ。相手キックのカウンターで藤田が輝き、小柄ながらタックルが光るCTB南橋直哉(36)には防御面で期待をかけるなど、適材適所の補強と胸を張った。
今季のトップイーストリーグは13日のクリーンファイターズ山梨戦(御勅使南)から幕を開ける。12月までリーグを戦い、昨季は決勝で敗れた3地域社会人リーグ順位決定トーナメントとの2冠を目指す。大きな期待が懸かる藤田は「『リーグワンに上がる』という明確な目標があって、そこに対して、全員のベクトルが一致している。先を見ることなく、1試合1試合集中して戦っていきたいです」と誓った。【松本航】


