来年2月のミラノ・コルティナ五輪に向けたカーリング最終予選代表決定戦が今日11日に開幕する。10日、北海道の稚内市みどりスポーツパークで男女計5チームのスキップが前日会見に出席。女子で五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレ藤沢五月(34)は「世界一」を宣言。フォルティウス、SC軽井沢クとの三つどもえとなる“第1関門”を突破し、12月の五輪最終予選(カナダ)切符獲得を見据えた。男子はコンサドーレ、SC軽井沢クが一騎打ちで争う。

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ライバルを前に、ロコ・ソラーレの藤沢が堂々宣言した。「小さい頃から五輪の夢を語っている私が、今目指すべきことは世界一になること。その姿を、明日からの4日間で見せる」。最も輝く五輪メダルに向け、静かに闘志を燃やした。

夢へ、今大会は負けられない。まだ日本女子は五輪切符を未獲得。日本代表の権利を手にして、12月の五輪最終予選で残り2枠をつかみ取る必要がある。ただ、ロコには経験がある。前回22年北京大会でも同じ道を歩み、銀をつかんだ。

夢へ、道は見えている。今季は開幕から3戦で2勝。第1関門へピーキングを合わせた。例年より約1カ月早い5月に始動し、7月上旬には合宿を行った。今大会と同じ会場。10エンド×8試合の同じ日程。弟分の「ロコ・ドラーゴ」と前哨戦を行い調整は万全。「絶好調」と自信を見せた。

夢を、見つめ直した。幼い頃から五輪選手を夢見て、メダリストにもなった。それでも3大会目を目指した。「カーリングというスポーツ自体が宝物」と再確認。「私たちには負けられない理由と、勝つための理由がある」と明かしつつ、詳細は「秘密」といたずらっぽく笑った。「ミラノ・コルティナ五輪に向けて挑戦させてもらえてることが、どんなに素晴らしいことか」とかみしめた。

初戦はフォルティウスと対戦。4年前に、当時北海道銀行として一騎打ちしたライバルといきなり相まみえる。前回は2連敗から3連勝。今回も激しい争いが予想されるが「最後の最後までチームで一丸で戦い切る」。五輪金への1歩目を踏み出す。【飯岡大暉】

○…24年日本選手権王者SC軽井沢クラブが、初舞台に挑む。スキップ上野美は「慣れないところもあるが、最終日まで笑顔でプレーしたい」と初々しさをのぞかせた。リザーブには札幌国際大の三浦を登録した。22年ジュニア世界選手権では、妹の結生と金メダルを獲得しており「チームとして視野が広がった。すぐになじんでくれて、本当に心強い存在」と信頼を寄せた。

【カーリング】女子日本代表決定戦 ロコ・ソラーレなど出場 11日開幕/速報します