世界ランキング7位の日本が、同75位のリビアに3-0(25-20、25-17、25-12)のストレートで勝利した。43年ぶりに世界選手権に出場した初対戦の相手に完勝。トルコ、カナダにストレートの連敗を喫し、早々に1次リーグ敗退が決まったが、今季の代表最終戦でようやく「らしさ」を見せた。28年ロサンゼルス五輪(オリンピック)の出場権がかかるアジア選手権が控える来季へ、この勝利をつなげる。

攻守の要の高橋藍(24=サントリー)が、「らしさ」の中心にいた。粘り強いレシーブから流れを引き寄せ、鮮烈なバックアタックやブロックアウトで得点を重ねた。目標とした51年ぶりの表彰台に届かず、この日の第一声は「めちゃくちゃ悔しい」だったが、「最後に『これが自分たちらしいバレーボール』というのができたので、自信を持って日本に戻りたい。学んだ経験を次に生かすことが責任なので、強くなって戻ってきたい」と、再び顔を上げた。

トップレベルで勝つために、まだまだ足りない物があると感じた大会だった。「自分たちの力を出し切る必要がある。士気を上げることがパフォーマンスにもつながっていくので、個人の能力だけでなく、プレーや言葉で引っ張っていきたい」。中心としての自覚も新たにした。

ロス五輪のメダルを目指し、再スタートを切って1年目。この敗戦は大きな糧となる。高橋は「負けを認めて、立ち位置を認識すること。まだまだなので、イチから鍛え直す必要がある。たくさんいいものしんどいものも経験して、メンタルもスキルもトップレベルで戻ってきたい」と誓った。

【ライブ速報】2連敗で予選敗退した日本男子がリビアに3-0ストレート勝ち