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第371回    南原清隆  
2003.07.20付紙面より

南原清隆
写真=テレビ朝日スポーツ局でパソコンに向かう南原清隆。会話の節目に必ず「オチ」を付ける話し方で、雰囲気をグッと明るくさせていたのが印象的でした
(撮影・鈴木豊)

記者の目から見た超一流選手の共通項

 ウッチャンナンチャンの南原清隆(38)は、お笑いのほか、最近は「スポーツ記者」としても活躍している。スペイン・バルセロナで開催中の「世界水泳」でも取材に飛び回っているが、一流選手に接して得たものは「エンジョイ」だ。「肩の力を抜き、気張らずにやることがいい結果につながる。お笑いと同じ」と言う。内村光良(38)とコンビを組んで18年、互いに「これしかないな」と、時給のいいアルバイト感覚でお笑いをエンジョイしている。


松井が光った

 多忙なスケジュールの合間だったが、笑顔で「よろしくお願いします」とインタビュー室に入ってきた。お笑いタレントの力だろうか、室内が和やかな雰囲気に包まれたような気がした。南原にはお笑いタレントのほかに、スポーツ記者というもう1つの顔がある。もともとスポーツが大好きだった。テレビ朝日「Get Sports」を通じ、さまざまな分野の一流選手を取材してきた。

 「取材をしていると、知っているようで全然知らなかったということばかりなんです。いつも『知らなかった。えーそうなの』と驚かされる。さらに取材して、いろんなことが分かってくるとうれしいんですよね。(元メッツの)小宮山悟投手を取材した時、『プロとアマの差はボールの握り方である』と言われた。実際に言われる通りに握ったら、僕の球速も約10キロアップした。実に効率的なんですよ。握り方1つで普通の人でも5キロはアップしますよ」。

 スポーツ記者もやるようになったきっかけは、テレビ番組でヤンキースの松井秀喜選手と巨人時代に行った対談だった。リラックスして話す松井に、スタッフから「テレビで松井のあんな表情を見たことがない」と言われた。気をよくした南原は記者を志願した。

 「超一流選手はみんなよく考えてますよ。探求心が強いですね。最初は才能と思っていたけど、理論とか考えを実践してみるのが好きみたいですね。筋トレをしていったん体を休めて、寝る前にもう1度すると効果が上がるという話を聞きました。そんなの知らないじゃないですか。実際にやってみたら筋肉のはりが違うような気がしました(笑い)。いろんなジャンルの人がいますが、言葉は違っても言いたいことは同じだと思います。首はこうしか曲がらない、腕はこの方向にこれだけ曲がるとか、知っている人が超一流になるんだなと感じました」。


試合は発表会

南原清隆

 現在、南原はテレビ朝日が地上波で放送中の「世界水泳バルセロナ2003」で特別記者として活躍している。イアン・ソープ、北島康介らトップ選手を大会前に取材し準備を重ねた。

 「ソープの世界記録を出す方程式を探ったら北島選手にも共通する図式が見えてきたんです。リラックス+世界で一番新しい練習+エンジョイ=世界新記録。僕は社交ダンスをやっていますが、先生から『エンジョイ』とよく言われます。散々教えておいて、最後にエンジョイって何なんだと理解に苦しんでいたんですけどね」。

 ソープの元コーチは試合前に「これは発表会だ。毎日の練習を発表する場所。勝ち負けじゃない。さあエンジョイしなさい」と話したという。この言葉に南原は感動した。

 「僕らの世代では一生懸命にやれとか、真っ白な灰になるまでやれとか言われてきましたが、毎日やってたら面白くなくなるじゃないですか。やめる勇気、やり過ぎない勇気、燃え尽きないようにするのがエンジョイなんだと気付きました」。

 超一流選手に共通する点についても話し始めた。

 「超一流選手は細かいんです。とにかく細かい。ソープは朝4時15分に起きていたけど、速い車に変えたから2分余計に寝て、4時17分に起きているそうです。2分ぐらいどうだっていいじゃないかと思うけど、その2分が大事なんだそうです。それだけいろんなことに良く気がつくということなんです」。

 さらに、ソープが今大会に初めて個人メドレーにエントリーしたことの意味も分析してくれた。

 「ソープの個人メドレーはエンジョイなんです。自分を飽きさせず、いかに本来の得意種目の自由形でいい記録を出すかということ。北島選手もシドニー五輪の荒々しさに、理性で自分を抑えた泳ぎをどうミックスさせるかが注目です。来年のアテネ五輪まで見守りたい」。


俺に興味持て

 南原は香川県から上京し、83年に横浜放送映画専門学院(現・日本映画学校)の俳優コースに入学。2年の時に漫才の授業で内村光良とコンビを組んだ。最初のコンビ名は「おあずけブラザーズ」。講師をしていた漫才の内海桂子、好江の目に留まった。両師匠の勧めで、85年にお笑いタレントの登竜門だった日本テレビ「お笑いスター誕生」に、改名した「ウッチャンナンチャン」で出演した。

 「俳優になるなんて実感もなく、2年そこそこ遊んで実家に帰ろうと思ってました。2人ともプロになることにはこだわっていなかったんです。ぶっちゃけて言うと、ほかにすることがなかったんです」。

 「スター誕生」ではとんとん拍子に決勝まで進んだが、そこで敗退。再度のチャレンジで優勝し、デビューのきっかけをつかんだ。

 「2度目のチャレンジぐらいでしょうか、真剣になったのは。それからズルズルと今日までやってます(笑い)。バイトもいろいろやりましたが、この商売が一番時給がいいんですよ。38歳にもなってほかにバイトもできないし、こないだも内村と『もうこれしかないかな』と話しました。続いた秘けつは素人くささでしょうか。いまだに『ちゃん』をつけてやってますから。どっかで時給のいいバイトだと思っているからでしょう。これを本業というのが恥ずかしくてね」。

 コンビを組んで18年だが、最近は互いに個別で活動するケースも多い。南原は5年前の内村の誕生日に、彼の好きなシルベスター・スタローンのフィギュアをプレゼントしたが、内村は車の中に2週間も放置していたという。

 「18年間、まるっきり僕に興味を示さないんです。例えば、僕が内村にズボンのウエストが緩いから、ベルトの穴を1つ詰めろとか、ジャケットのそでが長いとか、細かいことを気付いて言うんだけど、あいつは1つも僕に対して言ってきたことがないんです。僕が髪形を変えても何も言ってこないんです。少しは僕に興味を持って!」。

 仲が悪いわけではない。互いに干渉しないのが、コンビとしていい関係を持続させている。これまで、内村から悩みの相談は1度もないという。

 「全然ないです。あいつの電話番号も知らないし。あいつも僕の電話番号を知らないんじゃないですか。互いのテレビもあんまり見ないですから。興味ないですから(笑い)。でも、本当にトイレで2人っきりの時は『最近、映画は何を見た?』とか『これはお勧めだよ』といった会話をします。人が入ってきたらやめますけど。いまさら語れないですよ。仲がいいとか、悪いの次元ではないですね」。


自分が楽しむ

 98年には「ブラックビスケッツ」としてNHKの紅白歌合戦に出演した。

 「紅白はいい親孝行になりました。(スポーツ記者、芝居など)いろいろやっていると、いい刺激になるし、また、お笑いがすごくやりたくなるんですよ。恋しくなるんです。お笑いばかりやっていると、『あー、また仕事か』と思って、よくないし。スポーツ選手がいろいろ自己を律してコントロールしてやっている姿を見ると、お笑いにフィードバックしてみたくなります」。

 さまざまなジャンルで活躍するが、もちろん、お笑いが柱だ。お笑いでウケるときが一番の快感というが、スポーツ記者としての取材が、お笑いにも生かされているという。

 「エンジョイです! コントもやる前に、頭の中で、ああ言えば、こう言おうとかいろいろ考えるのですが、結局、最後には自分が楽しんでいる方が面白いんです。『どうだ面白いだろう』と意気込んでやっても、気張りすぎて面白くないことがあるんです。ちょっと肩の力を抜いている方が面白いんです。僕のこだわりとしては、どれだけ遊べるかということです」。

 いつでも、どこでもエンジョイできるのは、いい意味での「素人くささ」のせいだろう。内村とのコンビを持続させ、スポーツ記者として一流選手に食い込んでいく南原の原点がそこにある気がした。


スポーツの話では少年みたい

 テレビ朝日「世界水泳バルセロナ2003」で番組進行を務める優香(23) 南原さんとはバラエティーの現場でずいぶんお世話になっています。本番前に必ず声を掛けてくださったり、周りのスタッフの人たちにも気遣いをする大人というイメージです。一方で、スポーツの話になった時、少年みたいに熱く一生懸命にお話をしている南原さんが印象的で、アスリートとして活躍する人たちに話を聞くのが本当に好きなんだろうなと感じたことがあります。南原さんが情熱のバルセロナから情熱のあるリポートをしてくださることを期待しています。


 ◆世界水泳 176の国と地域が加盟するFINA(国際水泳連盟)主催の水泳大会。73年の第1回ベオグラード大会から数えて今年のバルセロナ大会で10回目。五輪を上回る5競技、62種目で熱戦が繰り広げられる。


 ◆南原清隆(なんばら・きよたか)本名同じ。1965年(昭和40年)2月13日、香川県生まれ。83年横浜放送映画専門学院に入学。内村光良とコンビを結成し、85年にウッチャンナンチャンとして日本テレビ「お笑いスター誕生」に出演。同年、フジテレビ「オールナイトフジ」でプロデビューする。88年度ゴールデンアロー芸能新人賞を受賞。92年東映「七人のおたく」で主演し、89年にはTBS「純愛の街」でドラマ初主演。8月30、31日に新宿アイランドホールで単独ライブを行う。血液型AB。


(取材・中野由喜)

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