8日午後2時半ごろ、大分市の大分市消防団戸次分団の詰め所から出火、木造2階建ての2階部分を全焼した。
大分南署などによると、8日午前には大分市消防局が出初め式を開催。式に出席した分団員12人が、石油ストーブをたいた詰め所でガスこんろを使って焼き肉を食べた後、片付け中に出火した。分団員が1階の車庫にあった消防車を使って消し止めたという。
火の不始末が原因とみられ、大分市消防局の川野登志之局長は「出初め式当日に火の元の安全を預かる消防団の詰め所から出火したことは遺憾の極み」と話している。
[2006/1/8/21:08]