3日午前7時15分ごろ、秋田県横手市のJR奥羽線の十文字駅で、院内発秋田行きの普通列車(2両編成)が、ホームに降りてドアの不具合を直していた車掌を置き去りにして発車。車掌が次の約3・4キロ離れた醍醐駅までタクシーで追い掛け、再度乗り込むトラブルがあった。
JR東日本秋田支社によると、ドアに雪が挟まって閉まりきらない不具合が発生したため、車掌が下車して直していた。
車掌が処置をすると、ドアが閉まったことを知らせるランプが点灯。「不具合が解消されたことで、運転士が車掌の乗車を確認せずに発車してしまった」という。
車掌の到着を待った影響で、列車は15分遅れ、約140人の乗客に影響が出た。
[2006/2/3/13:45]