ライブドア前社長で証券取引法違反容疑で逮捕された堀江貴文容疑者のニックネーム「ホリエモン」と同一の呼び名の投資事業組合が、米国の航空機メーカーに4700万ドル(約56億円)で自家用ジェット機を発注していたことが、取引にかかわった関係者の話で4日分かった。
この関係者によると、同投資組合は発注の際に、堀江容疑者の個人資産を管理するために設立された組合だと説明していたという。
堀江容疑者をめぐっては、同様の投資組合が複数存在しているとの証言もある。情報開示の必要がなく、今回の証券取引法違反事件で悪用された投資組合の仕組みが、堀江容疑者の個人資産の管理・運用でも多用されていた可能性が浮かんできた。(共同)
[2006/2/4/10:24]