福岡県警八幡西署は22日までに、小中学生時代にいじめられた仕返しに同級生宅を燃やそうとしたとして、放火未遂の疑いで北九州市八幡西区の無職加藤聡之容疑者(25)を再逮捕した。
調べでは、加藤容疑者は02年1月15日早朝、八幡西区内の同級生宅の窓付近に、灯油を染み込ませた布袋を燃やして置いた疑い。燃え広がる前に消し止められ、木造の窓枠が焦げただけだった。同じ日に別の同級生2人の家にも放火を試み、郵便受けなどを燃やすぼやを起こした。
加藤容疑者は1月11日、強制わいせつの疑いで逮捕され、取り調べの中で同級生宅への放火を自供。「悪口を言われたり、頭をたたかれたりした。仕返ししようと思って火を付けた」と供述しているという。
[2006/2/22/18:57]