16日、正式発表された有線放送最大手USENの宇野康秀社長(42)によるライブドア株取得と両社の業務提携について、ライブドアの前社長堀江貴文被告(33)が「うまくいくといいですね」などと関係者に話していることが分かった。
関係者によると、堀江被告と宇野社長は以前から交流があり、両社の業務提携は、1月16日に証券取引法違反事件でライブドア本社などが家宅捜索された後、経営再建に向けた選択肢の1つとして浮上。
堀江被告の逮捕後、一時代表取締役だった熊谷史人被告(28)や現経営陣らが条件などについて、具体的な話を詰める作業を進めてきた。
会社側からは今月初め「提携話がほぼ固まり、近く公表予定」と堀江被告に伝えられ、ライブドアの大株主でもある堀江被告は了承したという。
ライブドアの平松庚三社長(60)は16日の記者会見で、堀江被告が弁護士を通じて「大変良かった」と感想を漏らしたことを明らかにした。
[2006/3/16/21:44]