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  この病気になる理由
 

【第10回】

常在菌の活性化が原因

この病気になる理由

歯周病(上)

 厚生労働省の歯科疾患実態調査などによると、40歳の80%以上が歯周病にかかっている。最近は患者の低年齢化も目立つ。

 歯周病は、歯ぐきや歯を支える骨など歯の周りの組織が炎症を起こす病気である。膿(うみ)が出る歯槽膿漏(しそうのうろう)の状態になることも多い。虫歯とともに歯を失う2大原因になっている。

 歯周病を起こす理由は、比較的分かっている。予防歯科学の研究で知られる志村則夫・東京医科歯科大大学院助教授は「虫歯と同様、口の中に住みつく常在菌が原因。虫歯は菌がつくり出す酸が歯のエナメル質を溶かすことから始まりますが、歯周病の場合は、菌の出す酵素や毒素が歯肉に入り込んで炎症を起こすのがきっかけになります」と解説する。

 口の中には何百種類もの細菌が住みついている。歯と歯肉の境目にできるプラーク(歯垢=しこう)には300〜400種類の細菌が発見されている。虫歯の原因となる菌と歯周病を起こす菌は種類が違う。

 「細菌学的に広く見れば、虫歯の原因菌は好気性、歯周病菌は嫌気性となりますが、いずれにしても何が原因菌を活性化させるかが問題です」と志村助教授。

 歯周病の原因菌は4種類ほど判明している。その中の1つ、アクチノマイセス・ビスコーサスと名づけられている菌は、培養したものをネズミの皮膚に少し注射しただけで大きな膿胞(のうほう)をつくってしまう。強力な毒素を細胞壁に持っている。

 ただ虫歯や歯周病を起こす菌は常在菌である。口の中は相当な危険性に満ちているものの、菌と平和に共生するシステムがさらに強く働いていると考えるのが自然だろう。

 歯はエナメル質、象牙質、セメント質などで構成されているので単なる無機質と思いがちだが「再生能力もある、生きている存在です。逆に生きているからこそバランスを崩すことがある。そこに歯周病になる原因があることを知って欲しい」と志村助教授は力説する。

【ジャーナリスト 小野隆司】

歯周病の自覚症状

 初期は無症状のことが多いが(1)起床時に口の中が粘つく(2)口臭がある(3)歯ぐきから出血する(4)歯ぐきに腫れ・痛みがある(5)ぐらついている歯がある(6)食べ物が歯の間によく挟まる、などの場合は要チェック。
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