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  この病気になる理由
 

【第50回】

血液検査で早期発見、完治する

この病気になる理由

前立腺がん(中)

 初期症状がほとんどない前立腺がんは、以前は早期発見が難しい病気だった。しかし、最近はPSA検査と呼ばれる血液検査が導入され、早期発見が可能になっている。PSAとはProstate Specific Antigenの頭文字をとったもので、前立腺特異抗原と訳される。

 前立腺がん研究の権威である山中英壽・黒沢病院予防医学研究所(群馬・高崎市)所長は「PSAは前立腺特有のたんぱく質の一種。がんが発生すると大量のPSAが血液中に流れ出します。わずか1CCの血液で測定できます」という。

 値が高いほど、がんの確率も高くなっている。がんの確定診断には前立腺の組織を取り出して調べる前立腺生検が必要になるが、早期発見の検査法としてPSA検査は画期的と評されるほど精度が高い。

 PSA測定キットも普及し、ほとんどの医療機関でPSA検査は可能だが、実際に受けている人は多いとはいえないのが現状。「検診で発見されたがんの90%は他の臓器に転移する前に発見されています。前立腺がんは転移がなければ治療法の選択肢が多く、完治するがんです。50歳になったら年に1度はPSA検査を受けてほしい」と山中所長は強調する。

 前立腺がんが増加している日本だが、米国をはじめ諸外国では検査率の高まりとともに死亡率が下がることが報告されている。がん検診の目的は早期がんを高い率で発見し、死亡率を低下させること。具体的には「わが国において60%以上の受診率と数年にわたって検査を行うことが必要条件」(山中所長)とのことだ。

 前立腺がんのリスク因子は、罹患(りかん)率から年齢、人種、家族歴が挙げられている。典型的な年齢依存性がんでもあり、平均発見年齢は70歳前半。人種別にみると黒人男性、白人男性、アジア人の順にリスクが高い。第1近親者(親、子、兄弟)に前立腺がん患者がいる人は、いない人の約2倍の罹患率となっている。

【ジャーナリスト 小野隆司】

三波春夫PSAネットワーク

 3年前に亡くなった三波春夫さんは前立腺がんだった。長女でマネジャーを務めた八島美夕紀さんは父の死後、PSA検査があることを知り、その普及活動をしている。啓発用ブルータイ「ピンバッジ」のデザインは女子プロゴルファーの東尾理子。ホームページはhttp://www.psa-network.com
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