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  〜子どもたちが分からなくなった〜思春期外来は今
 

【第35回】

亜鉛たっぷりココア牛乳お勧め

〜子どもたちが分からなくなった〜思春期外来は今

低身長(3)

 静岡県立こども病院内分泌代謝科の加治正行医師のもとには、背が低いことを心配して多くの親子が訪れる。だが、病院で治療が可能なのは、成長ホルモンや甲状腺ホルモンの不足など病気が背後にある場合だけで、検査の結果、異常がなければ治療の方法はない。

 加治医師は、低身長を訴えて来院する子どもたちに血液検査を行っているが、亜鉛が少し不足している子どもが約半数を占めるという。実は骨が伸びるためには亜鉛が必要なのだ。「低身長の子どもに亜鉛の薬をのんでもらったところ、それだけで身長の伸びが良くなる子どもがいたことは確かです。もちろん全員に効くわけではありませんが…」と加治医師。

 最近は鉄分の不足による貧血気味の子どもなど、ミネラルが不足がちな子どもが増えている。この背景には、加工食品やインスタント食品などをとり過ぎる今どきの子どもたちの食糧事情があることを加治医師は憂慮している。「牛乳を飲むと背が伸びると言われますね。でも牛乳のカルシウムには骨を強くする働きはありますが、直接骨を伸ばす作用はありません。私のお勧めはココア牛乳です。ココアには亜鉛が多く含まれていますから、牛乳と一緒に飲むといいでしょう」。

 身長を伸ばすのに必要な成長ホルモンは、夜、寝ている間に多く分泌されるが、実は1日を通して少しずつ出ていて、特に空腹を感じたとき、それが刺激となって分泌が促される。また運動も成長ホルモンの分泌を刺激するという。「低身長を訴えて来院される子どもの中には、テレビゲームや漫画などが好きで、ほとんど体を動かさず、スナック菓子などをだらだら食べているという子もいます。空腹を感じないと成長ホルモンも出ないことを説明しています」。また、加治医師は低身長の患者には、夜寝る前の2時間はなるべく食事をしないよう指導している。これは夜食をとって食べ物が胃に入った状態で寝ると、夜間の成長ホルモンの分泌が悪くなるためだ。

 朝食をきちんととること、量は多くなくてもよいからバランスのとれた食事をとること、適度な運動をすること、そして喫煙も受動喫煙も避けることなどが、思春期の成長に大切であるとアドバイスしている。

【ジャーナリスト 月崎時央】

◆亜鉛を多く含む食べ物

 牡蠣(カキ)、甲殻類、海藻類、豆類、ココア、玄米、牛肉など。
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