パラトライアスロンの日本代表が12日、世界選手権(14日~)の行われるオランダ・ロッテルダムに向けて出発した。

 陸上から転向してから負け知らずの谷真海(35=サントリー、女子PTS4=下肢障がい)は「もちろん、狙うのは優勝。初めてのコースでバイクが難しいらしいけど、楽しみです」と自信たっぷり。車いすマラソンのトレーニングとして挑戦する土田和歌子(42=八千代工業、女子PTWC=車いす)は「新たな挑戦は楽しい。水泳も嫌じゃなくなったし」と、笑顔で話した。

 リオパラリンピック6位の秦由加子(36=マーズフラッグ・稲毛インター、女子PTS2=下肢障がい)は「調子はいい。強い選手がそろっているけれど、表彰台を狙いたい」。同10位の木村潤平(32=社会福祉法人ひまわり福祉会、男子OTWC=車いす)は「これまでで最高の順位を目指します」と、昨年の12位を上回る目標を掲げていた。