車いすマラソン男子は、絶対王者のマルセル・フグ(33=スイス)が1時間30分44秒で初優勝した。

悪コンディションの中、20キロ過ぎから抜け出して快勝。ゴール前のスプリント勝負も得意とするが「レース内容には満足している。20キロから攻めていこうと思っていた」と振り返った。

リオデジャネイロ・パラリンピックではマラソンと800メートルで金メダル。ワールドメジャーのボストン、ロンドン、ベルリン、シカゴ、ニューヨークを制し、唯一勝てなかった東京で優勝。

「コンディションは悪かったけれど、勝てたので大満足。ポジティブな気持ちを持って、続く大会に臨みたい」と笑顔で話していた。