ゴルフのリオデジャネイロ五輪日本代表選手団発表会が19日、都内で行われ、五輪競技対策本部から、代表のレプリカユニホームを売って、20年東京五輪につながる強化費の一部に充てる構想が明かされた。

 この日披露された五輪に向けた新ユニホームは、日の丸の赤と白、海をイメージしたネイビーの3色を基調とし、男女ともシャツは5種。折り紙をモチーフとした模様やVictory(勝利)のVをデザインに盛り込んだものもあり、JAPANの文字の縁取りは「願いを込めて」(担当者)金色になっている。

 これが8月1日からメーカーの店舗やゴルフ場、日本ゴルフ協会(JGA)のオンラインショップなどで市販される。従来JGAの遠征はアマが対象で移動もエコノミークラスだが、今回はプロでビジネスクラスまで負担するなど経費がかさみ、資金集めが急務。永田圭司五輪対策本部長は「買っていただくことで、日本選手団を応援していただければ」と話した。

 レプリカといっても品質は選手が使うものと同じで、シャツは1万7000円くらいになる見通し。ゴルフバッグやシューズなどもある。ちなみに帽子は普通のキャップで片山晋呉がトレードマークにしているテンガロンハットはない。