女子団体準々決勝のオーストリア戦、石川は村上監督に志願してリュウとのエース対決に臨み、結果を出した。

 第1ゲームを落としても「簡単に勝てるとは思わないので焦りはなかった」。強打を何度もカウンターで打ち返した。前回団体銀の経験から「ここからは挑戦者の気持ち、初心を忘れずに向かっていくことが大切。冷静にいつも通りプレーしたい」と話すと、隣にいた初出場の伊藤は「ハイ!」と元気に背筋を伸ばした。