陸上の日本選手権(27日閉幕、大阪・ヤンマースタジアム長居)で東京五輪に内定した選手の記者会見が28日、大阪市内で行われた。

選手はオフィシャルウエアも着用。日本陸上の伝統的なモチーフを取り入れ、64年東京大会から現在、未来へと、思いをつなぐストーリーが込められている。

女子やり投げで内定している北口榛花(23=JAL)は「北海道出身で(コーチの指導を受けに)行っているチェコも涼しい。東京は暑さが心配ですが、着心地がサラサラで、暑くても大丈夫かなと思います」と独自の目線で感想を語り、場を和ませた。本番に向けては「五輪では3投以内に、もっと投げることが必要。それができればメダルも夢じゃないので、メダルを目指して頑張ります」と力強く言い切った。