丸川珠代五輪相が6日、閣議後会見で、競泳の東京五輪の代表に内定し、白血病から復帰した池江璃花子(20=ルネサンス)を「本当に大きな勇気を与えてくれました。素晴らしい勝利だったと思います」と祝福した。

丸川氏は「同じように闘病されている方にとって、これほど勇気を与える勝利はなかったと思います。他の種目もございますので、池江選手を始め今回代表を内定された皆さんにお祝いを申し上げるとともに、さらなる挑戦と飛躍を期待したいと思います」と話した。

池江は、日本選手権兼東京五輪代表選考会の女子100メートルバタフライ決勝で、57秒77で3年ぶりに優勝した。400メートルメドレーリレーの代表選考を兼ねており、リレー派遣標準記録は57秒92。このタイムを突破して優勝したことで、メドレーリレーの代表に内定した。