2日の聖火リレーは千葉県の2日目。コロナ禍の影響で、公道での走行を断念し、幕張メッセ駐車場でトーチキスイベントが行われた。06年のWBC優勝メンバーで08年北京五輪にも出場した元ロッテ捕手の里崎智也さん(45=本紙評論家)が最終ランナーとして登壇した。

「目の前の1球に集中してプレーできたことが自信と信頼につながり、人生の大きな財産となり、スポーツから多くのものを与えてもらいました。その経験を多くの人に伝えていきたいと思い、聖火をつながせていただきました」と話した。巨人の主力選手として活躍し、監督も務めた高橋由伸さん(46)もトーチを握った。

3日も公道は走らずに松戸市でトーチキスのみとなる。五輪体操団体で60年ローマ、64年東京で連続金メダルを獲得した鶴見修治さん(83)、日本初のプロテニス選手で75年ウィンブルドン女子ダブルスで優勝した吉田(旧姓沢松)和子さん(70)も登場する。