東京五輪の団体総合に出場する4人の代表が決まった。

4月の全日本選手権の得点を持ち越して女子の個人総合が行われ、1位村上茉愛(日体ク)、2位畠田瞳(セントラルスポーツ)、3位平岩優奈(戸田スポーツク)の上位3人が日本協会の選考基準で内定し、4人目はチーム貢献度などを基準に4位の杉原愛子(武庫川女子大)が選ばれた。

以下は代表選手のコメント

▽村上茉愛

「ケガがあったりとか、3年間がすごく長かったんですけど、自分の体操が好きということを、あらためて分かることできたし、いちから競技力も人間力も見直した。ケガする前より強くなれた。その中で今日は微妙なミスもありましたが、優勝して代表に入れた。いまは達成感でいっぱい。明日は1日休んで、明後日から反省点を生かして五輪でメダルを取れるように頑張りたい」。

▽畠田瞳

「一緒に戦う仲間や、大会が行われない中でも、五輪目指している仲間たちで応援しながら練習してこれたのは大きい。あとは家族の存在は大きかった」

▽平岩優奈

「うれしい、けど、全日本で攻め切れなかった部分が、うまく今日もできなくて、悔しい部分も残ってしまったので、これからできることをどんどん詰めていきたいです」

▽杉原愛子

「(代表発表を待っている時間は)心臓に悪かったです。ここまで1人でやってこれなかったから、たくさんの人に支えてもらい、みんなの協力があってなれた代表。すごく安心して、うれし涙がでました。またリオのメンバーとは違う人もいるので、得意種目を生かしながら(リオでは)団体で悔しい思いをしたので、メダルを獲得できるようにみんなで協力していきたい」