大阪府の吉村洋文知事(45)が1日、大阪市内で行われる東京オリンピック(五輪)の聖火リレーについて、まん延防止等重点措置が適用されれば「不要不急の外出自粛をお願いすることになる。大阪市内の聖火リレーは中止すべきだ」と述べたことに関して、大会組織委員会が反応した。

「大阪府内において、新型コロナウイルス特措法に基づく、まん延防止等重点措置の適用が検討されているため、本日予定されていた大阪府内の五輪聖火リレーに関する取材案内・ランナーリストの公表は延期いたします」と予定の変更を発表。続けて今後の見通しについて「聖火リレーの実施のあり方については、引き続き地元自治体と緊密に協議を行い、できるだけ早く決定をした上で速やかに公表できるよう努めてまいります」とした。

聖火リレーは同府内で4月13、14日に予定され、大阪市内での聖火リレーは14日に行われる予定。吉村知事は「大阪市外においては感染対策を実施し、聖火リレーを実施する調整に入りたい」とも語っていた。