日本バレーボール協会は21日、東京オリンピック(五輪)に挑む男子代表12人を発表した。主将の石川祐希(25=ミラノ)や今季Vリーグ日本人最多得点(833点)を挙げた西田有志(21=ジェイテクト)が順当に選出された。大塚達宣(20=早大3年)とチーム最年少19歳の高橋藍(日体大2年)の現役大学生2人も選ばれた。

一方、08年北京で当時チーム最年少出場した2人は明暗が分かれた。オポジットの清水邦広(34=パナソニック)がメンバー入りしたが、アウトサイドヒッターの福沢達哉(34=パナソニック)は代表落ちした。中垣内祐一監督は「(福沢は)合流して以来ベテランとしての仕事を十分に発揮していた」と感謝をした。

現在、イタリアでの「ネーションズリーグ」に参戦中で、帰国時に代表を発表する予定だったが、コンディションが低調気味のチーム状況を踏まえて前もって発表を決めた。

開催国枠で3大会ぶりに出場する男子代表は予選リーグA組(6チーム)に入り、初戦は7月24日のベネズエラ戦に臨む。