【金子真仁のアメリカ横断ウルトラドライブ第2章】かっこ良すぎる景色! 居眠り無縁

旅が好きです。日本の全市区町村の97・3%を踏破済みです。掛け算の世の中、野球×旅。お気楽に不定期で旅します。題して「野球と旅を、こじつける。」。今回は少年時代からの夢の続き。今年も6月初めに「アメリカ横断ウルトラドライブ」の第2章へ向かいました。

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■前回、ソルトレークシティー到達で「第1章」締め

「青組」ANA機がロサンゼルス空港に着陸した。羽田空港から何時間かかり、何時何分にロサンゼルスに着き、どんな震動で、どんな感情を抱いたか。

一切、記録と記憶なし。

1年少々前、人生で初めてアメリカ大陸に来た時のわきたつような感動は、かれこれ4度目にもなると意識さえしない。慣れとは怖く、寂しいものだ。

3時間ほど待って、デルタ航空機に乗り換えた。今回の出発地、ソルトレークシティーに着いたのは現地時間の夜11時近くだ。

■担当の好調西武を横目にデルタ機で…

少年時代、テレビ番組の「アメリカ横断ウルトラクイズ」で、大陸の壮大さに憧れた。

アメリカ合衆国はもとより「アメリカ横断」の概念にほれた。人生でいつか、やってみたい。

英語もろくに話せないし、夢でしかなかった夢が、40代になっていろいろな条件が奇跡的に重なって昨年、ついにスタート。

ロサンゼルスからモハベ砂漠、ザイオン国立公園やホースシュー・ベンド、アーチーズといったグランドサークルの絶景を経て、ソルトレークシティーまで到達したところで「第1章」を締めた。

今回は第2章だ。担当する西武が好調だというのに、だいぶ早めの夏休みをいただいて。

■第15チェックポイント=ブラックフット

長野県松本市と風合いが似ているように感じるソルトレークシティーを、北に向けて出発する。

もう1度アーチーズ方面へ戻り、フォー・コーナーズ・ポイントを経て、コロラド州デュランゴの高原鉄道へ…という南ルートも考えたが、熟考の末に北ルートを組み上げた。

1時間以上フリーウエーを走って「あ、今度はどこの湖だろう」と思ったら、横に見えるのはまだまだまだまだグレート・ソルトレーク。琵琶湖の9倍だか10倍大きい、という巨大さをまじまじと実感する。

フリーウエーの分岐で湖畔を離れ、北へ。一転、北海道の道北と長野の伊那谷をブレンドして5倍くらい強化したような、要はとんでもない絶景道が続く。

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1980年11月、神奈川県座間市出身。法大卒、2003年入社。
震災後の2012年に「自転車日本一周」企画に挑戦し、結局は東日本一周でゴール。ごく局地的ながら経済効果をもたらした。
2019年にアマ野球担当記者として大船渡・佐々木朗希投手を総移動距離2.5万キロにわたり密着。ご縁あってか2020年から千葉ロッテ担当に。2023年から埼玉西武担当。
日本の全ての景色を目にするのが夢。22年9月時点で全国市区町村到達率97.2%、ならびに同2度以上到達率48.2%で、たまに「るるぶ金子」と呼ばれたりも。