【金子真仁のアメリカ横断ウルトラドライブ第2章】世界的間欠泉 別府「地獄」の数倍

旅が好きです。日本の全市区町村の97・3%を踏破済みです。掛け算の世の中、野球×旅。お気楽に不定期で旅します。題して「野球と旅を、こじつける。」。今回は少年時代からの夢の続き。今年も6月初めに「アメリカ横断ウルトラドライブ」の第2章へ向かいました。

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■現地2日目 イエローストン国立公園をゆ~っくりと

かつて冬季五輪が開催されたユタ州ソルトレークシティーを出発し、北へ。モンタナ州のウエスト・イエローストンの街までやって来ました。

日本との時差は15時間のアメリカ山岳エリア。あくまでも概念は「アメリカ横断」で移動が主眼なのに、現地2日目はイエローストン国立公園をゆ~っくりと満喫します。

■第19チェックポイント=マディソン川

ウエスト・イエローストンの街を抜けると、1分もせずに国立公園の入り口があった。

車1台につき30ドル。その先はもう、総面積8980平方キロメートルという想像の難しい広さで、どうやら東京都の約4倍、四国のほぼ半分、だという。

モンタナ、アイダホ、ワイオミングの3州にまたがり、モンタナ州のウエスト・イエローストンから入ればすぐにワイオミング州だ。ただし国立公園内だからか、カントリーサインやウエルカムボードはない。

マディソン川に沿って、道が続く。イエローストンといえば間欠泉で世界的に有名な場所ながら、この川沿いの世界観だけですごい。草原が広がり、ふとのぞくと野生のターキーがつがいで暮らしていたり。

その川沿いの景色を日本国内と比較するならば、おそらく国内トップ級の絶景である長野県の上高地を引き合いに出す必要があるし、おそらく非日常感ではこのマディソン川沿いが上回る。

あくまでも間欠泉がメインディッシュなのに、ぶらっと立ち寄った川沿いが、ガイドブックには絶対載らないような川沿いの景色が、とんでもない実力を秘めている。アメリカだ。

■第20チェックポイント=イエローストンの間欠泉群

そんなマディソン川からやがて離れ、広大な平原に出るのだが、あちこちの地面から湯気が出ている。世界の間欠泉の3分の2がイエローストンに存在しているという。地球上でおそらく、ここにしかない景色だ。

多くの観光客が駐車している場所があった。「ファウンテン・ペイント・ポット」という場所らしい。

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1980年11月、神奈川県座間市出身。法大卒、2003年入社。
震災後の2012年に「自転車日本一周」企画に挑戦し、結局は東日本一周でゴール。ごく局地的ながら経済効果をもたらした。
2019年にアマ野球担当記者として大船渡・佐々木朗希投手を総移動距離2.5万キロにわたり密着。ご縁あってか2020年から千葉ロッテ担当に。2023年から埼玉西武担当。
日本の全ての景色を目にするのが夢。22年9月時点で全国市区町村到達率97.2%、ならびに同2度以上到達率48.2%で、たまに「るるぶ金子」と呼ばれたりも。