【中田璃士の言葉】「負けたから今の自分がある」渾身ガッツポーズは「50回くらい」

フィギュアスケートの全日本選手権が20日、大阪・東和薬品RACTABドームで幕を開け、男子ショートプログラム(SP)では中田璃士(16=TOKIOインカラミ)が2位に入りました。国際スケート連盟(ISU)非公認ながら自己ベストの90・31点をマーク。首位の鍵山優真(21=オリエンタルバイオ/中京大)に1・74点差で続きました。

連覇を狙った今月上旬のジュニアグランプリ(GP)ファイナルでは3位となり、強い悔しさをにじませていましたが、それを今大会への原動力としました。19日の公式練習、20日のSPでの言葉をお届けします。

フィギュア

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇20日◇大阪・東和薬品RACTABドーム◇男子ショートプログラム(SP)

男子SPで演技する中田(以下、撮影はすべて撮影・前田充)

男子SPで演技する中田(以下、撮影はすべて撮影・前田充)

GPファイナル前より追い込めた

公式練習(19日)を終えて

―会場の感触はどうですか

結構滑りやすくて、ジャンプも結構浮くので跳びやすいです。

―ファイナルの後の調整はどのように進めてきましたか

曲かけをしっかりやって。あとは左足を痛めたので、サルコーがあんまできないのでその代わりにループを練習しています。

―いつ痛めたのですか

1週間前の木曜日にちょうどトー(ループ)をたくさん跳んでいて。その時にちょっとあんまよくないつき方をしてからです。トーをするときだけ痛くて、他は大丈夫って感じです。

―構成は調整されたりしますか

最初4回転ループにいってその後に4回転トーいって、多分いつも通りアクセルって感じす。

―全日本の目標はどこですか

今回世界ジュニアも決まったので、自由に滑れる感じなので。ショートも4回転トーもしっかり降りて会場を盛り上げて、とりあえずリベンジを。2年前もここでショート落ちしたので、色々いいリベンジができると思います。

―ジュニアGPファイナル後には「死ぬ気で頑張りたい」とおっしゃっていましたが、死ぬ気で追い込んでこれましたか

途中足も痛めていたので、死ぬ気までは…、途中で死んじゃったんですけど(笑い)。ファイナルよりは全然追い込めたかなとは思います。

―具体的に意識してきた部分はどこですか

ショートの、この間はステップがグラついたので、そこの部分とか。フリーの構成を変えたりとかですかね。

―痛めている間はルッツは練習していましたか

4回転ルッツはやってないですけどトリプルは普通にやっていて。ここの会場は結構浮くので、4回転とかやったら跳べそうです。

「ありえないくらいの数はやりました」

SPを終えて

―GPファイナルの経験はどのように消化していますか

本文残り67% (1684文字/2518文字)

岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。