【栃大海 新入幕会見全文】「部屋の歴史を閉ざすわけにはいかない」あの場所

日本相撲協会は4月28日、夏場所(5月11日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表し、栃大海(25=春日野)が新入幕を果たしました。先場所は西十両3枚目で9勝6敗。11年5月の技量審査場所の栃乃若以来、実に14年ぶりの新入幕を決めました。埼玉県出身としては、阿炎以来、戦後12人目。埼玉栄高で同期だった、王鵬、琴勝峰に遅れを取る形となりましたが、名門春日野部屋の部屋頭でもある元中学横綱が、満を持して幕内に名を連ねました。

師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)も同席し、東京・両国国技館で行われた、新入幕会見の全一問一答を紹介します。

大相撲

新入幕会見で師匠の春日野親方(右)と並び、新番付の自身のしこ名を指さして笑顔を見せる栃大海

新入幕会見で師匠の春日野親方(右)と並び、新番付の自身のしこ名を指さして笑顔を見せる栃大海

十両を5場所で通過

―栃大海関、師匠、新入幕おめでとうございます。

春日野親方&栃大海ありがとうございます。

―まずは関取に、お話をうかがいます。新入幕を決めて今、どんなお気持ちですか

栃大海はい、すごくうれしいです。

―先場所から今日まで、どんな気持ちで待っていたのですか

栃大海そうですね、もう。あまり考えずに、やることをやって、しっかり(来場所の)準備をしていました。はい。

―あまり考えずにというのは、いろいろ…

栃大海そうですね。はい。まあ、上がっていても、上がっていなくても、やることは一緒なので。はい。

―番付を見た時は、どんな気持ちでしたか

栃大海そうですね。一番上の段を目指して頑張っていたので、まあ、上がれてうれしいなという気持ちがありますね。

―家族や知人らからも連絡は

栃大海はい。「おめでとう」って、連絡がありました。

―そういったメールを見て、どう思いましたか

栃大海うれしかったですね、はい。

新入幕会見後に師匠の春日野親方(左)と握手を交わし、笑顔を見せる栃大海

新入幕会見後に師匠の春日野親方(左)と握手を交わし、笑顔を見せる栃大海

―十両を所要5場所で通過しましたが、そのスピードについてはどう感じていますか

栃大海そうですね、やっぱり、まだ上があるので、そんなに…。(十両に)上がるまでが、時間がかかったので、これからだと思って、また頑張っていきたいです。

―1度、幕下に下がった後、またすぐに十両に戻ってきました。何か変化はありましたか

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1999年入社。現在のスポーツ部ではサッカー(1)→バトル→五輪→相撲(1)→(5年半ほど他部署)→サッカー(2)→相撲(2)→ゴルフと担当。他に写真部、東北総局、広告事業部にも在籍。
よく担当や部署が替わるので、社内でも配った名刺の数はかなり多い部類。
数年前までは食べる量も社内でも上位で、わんこそばだと最高223杯。相撲担当になりたてのころ、厳しくも優しい境川親方(元小結両国)に「遠慮なく、ちゃんこ食っていけ」と言われ、本当に遠慮なく食べ続けていたら、散歩から戻った同親方に「いつまで食ってんだ、バカヤロー!」と怒られたのが懐かしいです。