【常盤山親方 定年会見全文】「貴景勝が初優勝して、部屋に幸せを運んできた」
3月1日に65歳の誕生日を迎える常盤山親方(元小結隆三杉)が、定年の会見を開きました。初場所後に常盤山部屋は、湊川親方(元大関貴景勝)が継承し、湊川部屋となります。
会見の全文をお届けします。
大相撲
西岩親方(元関脇若の里)ただいまより常盤山親方、定年の会見を行います。初めに、常盤山親方よりご挨拶があります。
皆さんこんにちは。今日はわざわざありがとうございます。今場所をもって親方として、そして部屋持ちの親方として定年を迎えることになりました。皆様、大変いろいろとお世話になり、ありがとうございました。以上です。
西岩親方(元関脇若の里)それでは、代表質問に移ります。NHK三瓶アナウンサー、よろしくお願いします
―よろしくお願いします
よろしくお願いします。
―まずは、50年間、本当にお疲れ様でした
はい、ありがとうございます。
―今、どんな思いが
15歳で、この相撲界入りまして、50年っていうのは今考えると早かったなっていう思いがあります。やってるときは1日1日長いことありますけども、もう定年を迎えて初めて、このもう50年たったのかっていうような思いです。
―現役がおよそ20年、親方として30年。現役時代の思い出ってのは、どんな思い出がありますか
やっぱりもうやっぱり厳しさとや苦しさ、まずそれですね。それからやっぱりだんだん、だんだん、力士として稽古して、だんだん、だんだん番付を上げていきまして、そして、十両、幕内に上がると、今度また違ったその責任感というか、その考え方もだんだん、だんだん変わってきましたね。
―相撲経験なく、この世界に入ってこられた。非常に厳しい二子山部屋で稽古されました。師匠はどんな感じでしたか
昭和51年の3月に入門したころは、初代若乃花の二子山師匠で、とにかくもう、先ほど言いましたけども、やっぱり厳しさ、そしてもうこの怖さ、稽古の。見るだけでもうちょっと、恐怖感がすごい。部屋の稽古で、とにかく厳しいイメージしかないですね。あんまり褒められるってことがなかったし、褒めることもあんまりしない師匠でしたから。でも、やっぱりこのちょっと人情味があるようなね、ああいう怖い顔でも、たまにニコって笑うと、やっぱりちょっといい思い出がこうね、わいてきますね。
―相当激しい稽古を積んでおられたんですけど、稽古の様子ってのはどんな感じでした
いや、僕なんかもう相撲はやったことなかったですから、もうとにかくどんどん、朝4時ごろ起きて、どんどん稽古して、それで親方が来る前に1回やって、それで親方が来てからまたもう1回、2回も3回も、もう泥だらけになってやって、やっと終わったなと思ったら、また行けっていうような感じで、もう相当もうやったというか、やらされたと言いますかね。だから、もちろんその稽古があって、相撲知りませんでしたから、それでやっぱり十両、幕内に若い時に上がらせてくれたのかなと思ってます。
―その厳しい稽古、何を励みにやっていましたか
励みというか、やっぱりこの世界やったら、やっぱり入ったからにはやっぱり化粧まわしを着けて、締め込みをして、大銀杏を結って相撲を取るというのが、それはもうみんなそこのそういう夢なんですけども、やっぱり苦しさに負けそうになった時は、やっぱり自分の両親のことを思い出しながら。強くなったら、少しでもこう、ちょっと小遣いあげられるような、こういう楽させたいなっていう思いがやっぱり強いからですね。苦しくて厳しかったんですけど、1回もやめたいってことは思ったことはないですね。
―部屋付きの親方をされていて、55歳の時、部屋持ちの師匠。このあたりの決断は、どんな感じだったでしょうか
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1996年入社。特別編集委員室所属。これまでオリンピック、サッカー、大相撲などの取材を担当してきました。X(旧ツイッター)のアカウント@ichiro_SUMOで大相撲情報を発信中。著書に「稽古場物語」「関取になれなかった男たち」(いずれもベースボール・マガジン社)があります。
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