女子レーサーの素顔に迫る「ビューティフルボートレース」。今回は永田楽(22=愛知)を紹介する。選手になったのは、父親の影響。プライベートは練習以外で家を出ない永田は、姉弟子の細川裕子らのアドバイスで現在は外出や服の購入などをして“あか抜け大作戦中”という。そんな積極性が出始めた永田の選手としての取り組み、プライベートについて聞いた。

積極性が出始めた永田楽(2025年3月4日撮影)
積極性が出始めた永田楽(2025年3月4日撮影)

-学生時はどんなスポーツをしていた

永田楽(以下永田) 中学生の時はハンドボール部で、高校生の時は弓道をやっていました。

-なぜ弓道に

永田 (ゲームの)モンスターハンターが好きで、遠距離武器が好きなのです。(それで)攻撃力が強そうだし、やってみたいと思い入りました。(ゲームと違い)速く連射はできないし当たらないし、リアルは違うなって思いましたね。

弓道に励んでいた永田(手前)(本人提供)
弓道に励んでいた永田(手前)(本人提供)

-プロを目指したきっかけ

永田 父がボートレース好きで、小さいころから公園感覚で(ボートレース場に)連れていかれていました。なってほしいというか「あなたの仕事場に行くか」と言われて連れていかれてましたね。

-養成所での思い出

永田 小隊長をしていました。1カ月ごとに指名されるのですが、夏休み明けのテストの点が良かったので指名されました。

-実際にプロになって思うこと

永田 レースは難しいです。3周は長いですし、普通にスタートも難しいです。(逆に言えば)伸びしろしかないですね。(思い出としては)丸亀ボートで大号泣したことです。(姉弟子の)細川裕子さんにもひかれました。宿舎でも泣いていて慰めてくれました。

-姉弟子の細川とはどんな関係

永田 おうちでペラをたたいたり、ランチにも行ったり結構、良くしてくれています。

水神祭を祝ってくれた姉弟子の細川裕子(右)と記念撮影(本人提供)
水神祭を祝ってくれた姉弟子の細川裕子(右)と記念撮影(本人提供)

-プライベートは

永田 練習ばかりしています。(ある日)細川さん、同期で仲がいい南彩寧さん、中村紋夕梨さんとご飯に行って「練習でしか家から出ない。服を買ったことがない」と言うと、細川さんがびっくりして「家を出る、服を買う、外に出る、をした方がいい。視野が広がるから。そうしたらボートもうまくなると思う」と言われました。そうしたら、南さんと中村さんが服をコーデしてくれて、それを一式買いました。(それ以降は)髪も染めてパーマもして、あか抜け大作戦中です!

同期で仲良しの南彩寧(右)とポーズ(本人提供)
同期で仲良しの南彩寧(右)とポーズ(本人提供)
服をコーデしてくれた(左から)同期の南と中村紋夕梨(本人提供)
服をコーデしてくれた(左から)同期の南と中村紋夕梨(本人提供)
同期がコーデしてくれた服を着て記念撮影。(左から)中村、南、永田(本人提供)
同期がコーデしてくれた服を着て記念撮影。(左から)中村、南、永田(本人提供)

-最後にボートレースの魅力を

永田 稼げることと、選手にとっても、舟券を購入する方にとっても夢しかない点です。

※次回は4月9日更新予定

 
 

◆永田楽(ながた・らく)2002年(平14)6月26日、愛知県生まれ。132期として23年5月常滑デビュー。24年6月鳴門G3オールレディースでデビュー初勝利。昨年の獲得賞金は867万7000円。156センチ、47キロ、血液型O。