びわこボート「第70回結核予防事業協賛 G2秩父宮妃記念杯」は、20日に幕が開く。伝統の競走に全国各地から、ベテラン、若手の強豪が湖面に集結。大会覇者をはじめSG覇者、注目女子に地元滋賀支部ら強者が覇を争う。注目の5選手をピックアップする。

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◆藤原仙二(22=滋賀)

地元初優勝を飾った期待の若手が、今度はグレード戦で躍動する。

びわこGW開催で旋風を巻き起こした。初日から3連勝、準優では唯一の逃げ切り。そして優勝戦前のインタビューで「憧れを捨てて自分が優勝する」と宣言したとおり、師匠丸野一樹と大師匠吉川昭男を引き連れて地元初優勝を飾った。父吾郎さんがJRAの調教助手で、G1馬を担当したことなど話題が先行していたが、めきめきと腕を上げている。

近況で特に目立つのは、整備力の上昇。整備巧者の丸野に弟子入りして、調整や整備で低勝率機を仕上げている。前述のGW開催でも57号機を節一に仕上げて、丸野が「(藤原)仙二が出ている」と舌を巻いた。勝手知ったる地元なら、前節同様にポテンシャルを引き出すのは必至だろう。

越えるべき壁もある。G2以上の実戦は3月からつMB大賞のみで、予選を突破できなかった。とはいえ伸び盛りの若手とあって、前回以上の成績は十分に期待できる。

7月からは自身初のA1級へ昇級。強豪がそろうグレード戦の出走も増えそうで、その前にあいさつ代わりの快進撃を進める。