G2「第36回・共同通信社杯」が9月18~21日、伊東競輪場で開催される。

◆共同通信社杯・アラカルト<1>


▼歴史 競輪発祥40周年を記念して1988年(昭63)に創設されたS級の企画レース「ルビーカップ」が前身となる。


89年から「共同通信社杯ルビーカップ」と改称され、94年までの7回を一発勝負で開催。96年からは現行大会名の4日制・準特別(G2)に昇格した。


▼開催地 持ち回り。今年の伊東は14年以来、6年ぶり2度目の開催。


前回の伊東・共同通信社杯(14年)を制した新田祐大
前回の伊東・共同通信社杯(14年)を制した新田祐大

第36回・共同通信社杯を開催する伊東競輪場
第36回・共同通信社杯を開催する伊東競輪場

▼優勝賞金 1980万円。


▼位置付け 16年から現行の9月に開催されている。KEIRINグランプリの出場権を懸けた賞金争いが終盤に差し掛かる時期。副賞を含めると、一部のG1と同じ2000万円台に達する優勝賞金は、その行方を大きく左右する。


17年以降の覇者・諸橋愛、平原康多、郡司浩平は、いずれも当該年にG1タイトルを獲得することなく、賞金順でGP切符を手にした。G1未勝利でも、ここで優勝すればGPへの可能性は一気に高まるだけに、選手の士気に与える影響は大きい。