岩本俊介が南関勢の最後の砦(とりで)を守った。

準決12Rは外々のコースを粘り強く踏んで3着。9年ぶりのG2決勝進出を決めた。「僕はあれこれ作戦を立てられると駄目なタイプ。和田(健太郎)さんが、その特性を分かった上で好きに走らせてくれた」。懐の深い先輩に感謝しきりだった。

決勝12Rは単騎で出たとこ勝負に出る。